はじめに
Playmakerでは、Unityがコンパイルして参照できるEnum(列挙型)を使用することができます。自分でEnumをスクリプトで定義すれば、それも使うことができます。
あくまで、その列挙型を使えるだけで、現状のシステムで動いている状態値を参照してそのまま利用できるものではないです。Enumが何かは、割愛。わからんし。
ゲームのシーンの状態、広告の状態など、状態を表すものをスクリプトでEnumを作りオブジェクトに貼り付けて(貼り付けなくても参照はできる)、それをPlaymakerから参照し操作して使います。
Playmakerで使用するEnumは、FSM間で参照することもできます。
Set Enum Valueで該当のEnumの列挙子を変更するか、変更済みの別の同Enumをアサインすることで、Playmaker上でのEnumの操作を行うことができます。
しかし外部スクリプトで変更された同Enumの列挙子をPlaymakerのEnumに反映する術がありません。あるのかもしれないが。
試行錯誤で思いついた方法
スクリプト(独自の処理などMonobehaviourの処理など)内で選択されたEnumの列挙子を、Playmaker側のEnumの列挙子に反映させます。
また既存のSet Enum Valueアクションを使って、Enumの状態を更新していき、ステートグラフや判定処理が増えていくと、Set Enum Valueアクションも増えていき、可視性が悪くなります。Enum以外でもbool変数で何かフラグ持たせていても同じで、どんどんフラグの処理箇所が増えていきますよね。Playmalerのステート自体が状態遷移を表すものなので、そこに新たに状態を表すものを増やして、変更させて、ごにょごにょしていくより、どこかで集中管理できるようにすると、扱いがよくなるかと思います。
Enumの状態を変更するのは、カスタムアクションやスクリプト側で、それを参照や判定して実行するのはPlaymalerに任せるのが、わかりやすいかなと思います。
1・
例として、AdMobManagerというクラスでEnumInitializeAdStatusのEnumを作ります。
public enum EnumInitializeAdStatus
{
none,
initializeStart,
faild,
initialized,
unknown
}
2・
EnumInitializeAdStatusと名前のEnum変数をPlaymalerで定義して先ほど作ったEnumのEnumInitializeAdStatusを参照させます。
これでPlaymaler上でEnumInitializeAdStatusを使うことができるようになります。この時点ではあくまでFSM内での変更が反映されるだけであり、AdMobManagerクラス内のEnumInitializeAdStatusを変更してもPlaymaler側に参照反映されません。

Playmaker上でEnumInitializeAdStatusの列挙子をもつEnum変数を作る。
3・
スクリプト側(AdMobManager)のEnumを値を取得して、それをPlaymaler上のEnumに反映するカスタムアクションを作ります。このカスタムアクションは、単純にスクリプト側の同じEnumの値を参照して、ストアされたPlaymaler側の同じEnumに定数を返すだけのシンプルなものです。本来Playmaler側でGet Enum Valueとか考えてくれれば解決したと思うのですが、無いものは作れなので、作ります。自分のゲーム用ですし。
このカスタムアクションはスクリプト側からのEnumの変更をPlaymaler側に反映させます。

StoreEnumInitializeAd.Value = (AdMobManager.EnumInitializeAdStatus)Enum.GetValues(typeof(AdMobManager.EnumInitializeAdStatus)).GetValue(ここに変更したいEnum列挙子番号);のように変更された列挙子を渡すことで、FSM上の同Enumの列挙子が変更されます。
4・
スクリプト内で変更されたEnumの列挙子が、カスタムアクションを通じて、Playmaler上の同じ列挙子に反映されます。

スクリプト内での変更がアクションにも反映されています。これをフラグとして判定したりして使うことができるようになりました。
おわりに
フラグの管理はスクリプト側、判定はPlaymaler側と使い分けができます。この方法のお陰で、フラグ管理がまとまり、参照もしやすくなり、かなり取り扱いが楽になりました。
これとは別途フラグの種類や用途に応じて、Playmaker上で変数を使う場合は、しっかり命名規則をつけてあげると、より扱いやすくなったかと思います。多分。
Playmaker Enum参考

